かぎ針編みを始めてみたいけど、何からすればいいんだろう?
どんな道具が必要なのかな?
かぎ針編みに興味をもってこれから始めてみたいと思っている方に向けて、必要な道具やはじめに編むものをご紹介していきます!
かぎ針編みは、こだわらなければ道具は全て100均でそろいますし、毛糸と針さえあればどこでも作業できるので、趣味として始めるのにオススメです!
この記事を読んで、ぜひかぎ針編みを知っていただければと思います!
必要な道具
必要な道具は全て100均でそろいます!
〈必要な道具〉
・かぎ針(8号)
・毛糸(並太)
・はさみ、とじ針
1つずつ解説していきます。
かぎ針(8号)
かぎ針は棒の先端がカギになっていて、この部分に糸を引っかけて編んでいきます。
号数が大きい=かぎ針が太い となっています。
かぎ針には両端にかぎがついたものや、持ち手にグリップがついたものなどがあります。
はじめはグリップがついているものが持ちやすくてオススメです。
初めての方は少し太いかぎ針のほうが編みやすいので、8号ほどの大きさがいいと思います。
毛糸(並太)
毛糸は100均でも様々な種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、
まずは編みやすい太めの毛糸から始めてみましょう。
初心者さんへのオススメは、並太の毛糸です。適度な太さで比較的編みやすいと思います。
また飾りのついたものやグラデーションの毛糸もありますが、
まずはシンプルな1色の毛糸から始めるのがオススメです。
お気に入りの色の毛糸を選んでかぎ針編みを始めてみましょう!
☆毛糸のラベルには、対応したかぎ針の号数が書いてあることが多いので参考にしてみてください。
はさみ・とじ針
はさみは、編み終わりに毛糸を切るときに使います。
毛糸用のはさみもありますが、普通の文具はさみで十分です。
歯切れが気になる方やオシャレなデザインのはさみを使いたいという方は、専門のはさみをゲットしてみてください。
素敵なデザインの道具をそろえるだけでもテンションが上がりますよね♪
とじ針は、毛糸を切ってできた余りの部分を編み物の中に通して糸処理するために使います。
太さの違う針がセットで売っていることが多いですが、今回使う並太の毛糸が通るよう、太めのとじ針が入っているものを選ぶようにしましょう。
道具の持ち方と編みはじめの準備
毛糸と針のもち方
毛糸は 小指後ろ→薬指と中指の前→人差し指後ろ の順に通します。
出てきた糸を親指と中指ではさみます。
針は2種類の持ち方があるので、持ちやすい方で編んでみてください。
ペン型は、細かな部分が編みやすい特徴があります。(日本ではペン型が主流)
ナイフ型は、太い糸や硬い糸を使う時に編みやすく疲れにくい特徴があります。
作り目のつくり方
かぎ針編みでは、はじめに「作り目」という結び目を作ります。
難しくはないので、ぜひ解説を見ながらやってみてください!
まず糸を持って、下から針を当てます。
そこから画像の矢印の方向にクルッと回します。
針を矢印の方向に円を描くように回して、糸を巻き付けます。
針をスライドさせ引き抜きます。
指にかかっている方の糸を引っ張って結び目を少しきつくすれば完成です。
基本の編み方を編んでみよう
では、このまま試しに基本的な編み方をいくつか編んでみましょう!
鎖編み(くさりあみ)
鎖編みはもっとも基本的な編み方です。編み物の最初の土台になる部分などで使われます。
作り目を作った状態から、糸をかぎ針にかけて(かけ方→作り目の時と同じ)引き抜きます。
これで鎖編み1目の完成です。
この先に出てくる編み方は鎖編みを編まないとできないので、10目ほど鎖編みを編んで次に進んでください♪
細編み(こまあみ)
細編みも超基本的な編み方です。
くさり編みを10目編んだ状態で、鎖目のV字の真ん中(画像の赤丸部分)に針を入れます。
場所はどこでもOKです。
針を矢印の方向に円を描くように回して、糸を巻き付けます。(作り目の時と同じ)
針に糸をかけたまま矢印の方向にスライドさせて鎖目(黄色部分)を引き抜きます。
すると、下左画像のように針に糸が2本かかった状態になります。
もう一度針に糸を引っかけて、次は2本一気に引き抜きます。
これで細編み1目の完成です!
長編み(ながあみ)
長編みは、細編みより高さが出る編み方になります。
これも超基本的な編み方になるので、練習してみましょう。
長編みは、糸を巻き付けた状態からスタートします。
針を先ほどと同じように鎖目に入れて、糸を巻き付け鎖目(黄色部分)を引き抜きます。
すると、糸が3本かかっている状態になります。
糸を巻き付けて2本(黄色部分)の輪を引き抜きます。
すると次は針に2本糸がかかっている状態になります。
もう一度糸を巻き付けて、残りの2本一気に引き抜いて完成です!
かぎ針編みで編めるもの
かぎ針編みで編めるもの
かぎ針編みで編める物は、セーターなどのトップス・カバン・帽子・ポーチ・コースター・ぬいぐるみ・ブランケット・マフラーなど本当に様々です。
使う毛糸の色や素材を変えれば同じ作品でもバリエーションが広がったり、
編み方を工夫すればオリジナルな作品が作れたりもします。
針と糸だけの簡単な道具で、様々な作品が作れるのがかぎ針編みの魅力的なポイントです!
初心者さんにオススメの編み物
初心者さんは、編み物の工程が少ない小さな小物から編むのがオススメです。
コースター
ポーチ
スマホショルダー など
まとめ
かぎ針編みは難しそうに見えますが、コツをつかめば簡単に編むことができます!
初心者さんは、いきなり難しい物や大きな作品を編むのではなく、小さく簡単なものから編んで編み物に慣れることから始めてみてください。
はじめはうまくできないかもしれないけれど、当然です!
コツをつかめばどんどん編み物が楽しくなってくるので、少しずつ練習してみてくださいね!